八戸・あずみ野

野沢菜や切干大根などの野菜を餡にした饅頭「信州おやき」。私の大好物なのですが、青森県ではほとんど食べる機会がありません。しかも、青森県で「おやき」と言えば「今川焼き（大判焼き、回転焼き）」を指すのです。
この度、八戸市に「信州おやき」が食べられるお店があるという情報を聞きつけ、すっ飛んでいきました。お店の名前は信州らしく「あずみ野」。一見すると平凡な喫茶店ですが、メニューを見ると確かに「信州おやきセット」がありました！
「信州おやきセット」（500円）は「信州おやき」とドリンクのセット。この日の「おやき」の選択肢は野沢菜、フキ味噌、切干大根でした。定番の野沢菜は欠かせる訳がありません。季節限定のフキ味噌は、「美味しいわよ♪」とママさんがルンルンでプッシュしてきます。３秒ほど悩んで「野沢菜とフキ味噌の２つで♪」と注文してみました。「おやき」１つが単品扱いで230円追加となりました。

程なくして現れた「おやき」は丸々として、いかにも美味しそう。熱々に温めてくれているので、ヤケドしないように。数年ぶりに食べる「信州おやき」はやっぱり美味しいです。野沢菜の優しい味わいは言うまでもなく美味しく、フキ味噌は味噌の甘さとフキのサクサク感が堪りません。あまりきれいな写真ではありませんが、左が野沢菜で右がフキ味噌です。（「信州おやき」は見た目が地味ですが、とっても美味しいんですよ。）
店内は広めのテーブルを使っていて、なかなか落ち着く雰囲気です。少し暗めの照明ですが、それもそのはず電球が少しずつ外されているのです。こちらのお店では地球温暖化防止の観点から省エネルギーを進めています。
こちらのお店はとにかくママさんが魅力的！　美人さんで明るく元気でハツラツとして、目一杯元気を頂いてしまいました。本当にパワフルな方で、「青森県地球温暖化防止活動推進センター」でも積極的な活動をしていらっしゃいます。
こちらのお店は「お水が美味しい」です。そのことを話したら、美味しいお水の秘密を教えてくれました。こちらでは「自然回帰水」（モンドセレクション最高金賞受賞）というお水を使っているそうです。コーヒーもそのおかげで美味しいです。すっきりとして飲みやすい不思議なお水です。
「フルーツパーラーおだわら」と同様、八戸お気に入りスポットになりました！
　

あずみ野
青森県八戸市大字長苗代字幕ノ内28-1
0178-27-9251
10:00〜18:00
日曜休