八戸・勢登鮨 三春屋店
八戸市民には日常的存在である勢登鮨(せとずし)のパック寿司。パック寿司と侮るなかれ。最強のコストパフォーマンスを誇るともっぱらの評判です。八食センター内にも支店がありますが、今回は市中心部の三春屋地下で購入しました。
冬の今なら、ボイルホッキ寿司はいかがでしょう。お値段はなんと450円。ゴシゴシ…何回見ても450円!! ちょっと小ぶりの握りが10カン入って、驚きの450円。甘エビ、タコ、サーモン、イカ、海老が各1カンに、ボイルホッキが5カンがぎっしりと詰められています。握りは少し小ぶりでも、ネタは満足のいく大きさです。
寒い冬はやっぱりホッキが旨い! 鮮やかな紅色をしたボイルホッキは肉厚で、ブルンブルンとした申し分ない歯ごたえ。噛むごとにジュ〜ジュワ〜と口中を駆け回るホッキの旨み…もう言葉になりません。こんな見事なボイルホッキが5回も楽しめてしまいます。ホッキとその他を交互にやっつけるも良し、夢のホッキ5連チャンと行くも良し。
出張などで時間に追われている場合でも、お手軽に本格的な八戸の味覚を楽しめる逸品です。ここまでレベルの高い寿司が日常的な光景になっている八戸市、恐るべし…。
勢登鮨 三春屋店
青森県八戸市十三日町13 三春屋B1F
0178-24-7583
10:00〜19:00
三沢・North 40-40
三沢市にある「North 40-40(ノース・フォーティー・フォーティー)」をご紹介します。北緯40度40分の地に立つ、カジュアルなフランス料理店です。ジャミンさんの記事(2012/07/09)を拝見してハァハァしていたのですが、昨年末近くにようやく訪問することができました。
店内は広々とした空間に、余裕をもってテーブルが配置されているので、ゆったりとした気持ちで食事を楽しむことができます。なかなかの人気店なので、予約の上で訪問されることをオススメします。onenoodleさんの記事(2012/05/21)で、店内の雰囲気がよく分かると思います。
今回はオードブル、スープ、メインが楽しめるランチメニューB(1260円)を注文してみました。デザートは別料金。(料理について正式の名称ではありません。)
オードブルは、ローストビーフのサラダ。淡いピンクのグラデーションが美しいローストビーフに、色とりどりのベビーリーフが散らされています。ローストビーフはシンプルな料理だけに、非常に奥の深い料理。芳醇な味わいに気持ちも高まります。キラキラ光るアイスプラントの食感も面白いですね。
スープは、カボチャのポタージュ、カプチーノ仕立て。丁寧に裏ごしされたカボチャの優しい甘みと撫でるような舌触り。一口味わうごとに、幸せな気分に包まれて体も温まります。
メインは、お肉料理、お魚料理のいずれかが選べます。今回はお魚料理を選択、イカとトマトを使った料理でした。揚げるように焼かれたイカの香ばしさと、フレッシュなトマトの甘酸っぱさが、絶妙なハーモニーを奏でます。添えられたキノコや古代米のリゾットも彩りよく美味しいです。
デザートは、評判のクエ・ラピスを注文。お店のHPでも紹介されているように、何層にも重ね焼きしたミルフィーユとバームクーヘンを合わせたような、しっとりとしたケーキです。見た目よりも弾力がありますが、優しい味わいです。様々な焼き菓子とフルーツに彩られ、見た目も楽しく舌も喜ぶ大満足な逸品でした。
クエ・ラピスにズームイン。クエ・ラピスはインドネシアやシンガポールの焼き菓子。まるごと青森さんの記事(2013/01/04)でも紹介されているように、お持ち帰り用の商品として販売されています。
ジャミンさんは残念ながら「クエん・ラピス」だったそうですが、訪問した日はショーケースにクエ・ラピスがたくさん置いてありましたので、ばっちり「クエる・ラピス」でした。
North 40-40 (HP)
0176-58-7091
青森県三沢市桜町2丁目7-14
11:30〜15:00(LO 14:00)
17:30〜22:00(LO 21:00)
水曜休
八戸・むつ食品のチキンカツ・お好みフライ
ジャミンさんの記事(2012/06/29)に再びカブせて、八戸市民のソウルフードとも言える「むつ食品のチキンカツ」を紹介したいと思います。
「むつ食品」と言えば、チキンカツ、お好みフライ、グラタンフライ、メンチフライのフライ四天王(画像出典:アオモリ大陸)。中でも、「チキンカツ」は一番人気の看板商品となっています。
一見すると「揚げパン」に似ていますが、実際は「袋に入ったお惣菜」。見た目は小さな袋ですが、手に取るとズッシリと重たいです。金貨を手に入れたような充実感。
まるごと青森さんの記事(2007/05/21)にも紹介があるように、八戸市内の高校の購買でも販売されるほど、八戸ではポピュラーな食べ物となっています。
大きなチキンに、たっぷりのキャベツ! チキンとキャベツの味付けはさっぱりとした塩味なので、チキンの旨みとキャベツの甘みがストレートに堪能できます。チキンの程好い弾力とキャベツの歯ざわりも絶妙です。見た目以上にボリュームがあるため、身も心も満たされます。
まるごと青森さんの別の記事(2008/02/01)では、「チキンカツ」の製造過程を知ることができます。すべて手作り、熟練の技で作られているそうですよ。
こちらは「お好みフライ」。濃厚な味わいで人気の逸品。
コナモンの王道、お好み焼きが何とフライに! キャベツ、イカ、タコ、紅ショウガ、青のりが醸し出す風合いは、お好み焼きそのもの。フライの衣にたっぷり染み込む濃厚ソースがジュワーと口いっぱい夢いっぱいに広がります。
「むつ食品」は八戸市内に4店舗(本店、沼館店、白銀台店、チーノ店)を構えますが、ESEさんの記事(2011/11/23)が紹介されているチーノ店は、八戸市中心部にあるので大変便利です。
残念ながら、チーノ店は閉店されました。
むつ食品 チーノ店
青森県八戸市十三日町16 チーノ6F
0178-22-1363
10:00〜19:00
(むつ食品本店・青森県八戸市田面木ヱヒサ沢1-69・0178-44-4819・7:30〜20:30日祭7:00〜19:30)
「むつ食品」のフライ四天王がセットになって、北東北最大級のクラフト市
「A-line(エーライン)2012」(2012年6月30日〜7月1日)で販売されるそうです。
この大イベントの首謀者あおもり くどうさん(2012/06/25)の記事もあわせてどうぞ。
鯵ヶ沢・ドライブイン汐風のイカメンチ丼&ヒラメのヅケ丼
気まぐれに記事をアップしたいと思います。ジャミンさんの記事(2012/06/15)の記事にカブせるように、鯵ケ沢町の「ドライブイン汐風」をご紹介します。久々にジャミンさんにカブせることができて光栄です(カブせ合いの日々が懐かしい…)。
店内はドライブインらしく大勢のお客さんに対応可能で、多数のテーブル席と座敷席が用意されています。特に海に面した窓側は座敷席が充実しており、海の家に遊びに来たような開放感があります。青い日本海を眺めながらの食事は素晴らしいですよ。
「ドライブイン汐風」は、「あじ行く?」の記事でも紹介されているように、豊富なドンブリメニューで魅了してくれる「丼パラダイスなお店」。
「ドライブイン汐風」と言えば、何と言っても「イカメンチ丼」!
がっつりとしたサイズのドンブリに、モリモリとしたイカメンチがたっぷりと卵とじにされています。
細かく刻まれたイカがギュウギュウに詰まったイカメンチは、噛むごとにイカの旨みが口いっぱいに広がります。甘みのあるつゆで味付けされた玉ねぎと卵とじとの相性も抜群で、ホイホイと口に掻き込んでしまいそうです。いわゆる「加速度が付くドンブリ」です。青森の西海岸ではトップレベルの名物グルメだと思います!
訪問した日の小鉢には、青森郷土料理の「人参の子和え」。人参とタラコを煮付けた素朴な家庭料理ですが、食感も味わいも後を引く美味しさ。青森県を離れたら食べられない逸品です。あ〜食べたい〜。
最近の鯵ヶ沢で目が離せないのが、 新 鯵ケ沢名物「ヒラメのヅケ丼」!
PRキャラクター「ヒラメとヅケどん」のデザインは、何とヘロヘロさん。今日から画伯と呼ばせて頂きます。
「ドライブイン汐風」でも、ヒラメのヅケ丼が提供されています。
甘めの漬けダレで味付けされたヒラメは、優しい味わいなので、ヒラメ本来の甘さやプリプリとした食感もしっかり堪能できます。こだわりは、漬けダレとかけダレが別々に用意されていること。ヒラメのアラから抽出した旨味を加えて特製ダレを作られているそうです。かけダレでお好みの味に調整できるというのは面白いですね。
ayaiwaさんもイチオシの「鰺ヶ沢ご当地グルメフェア」が、来る2012年6月24日(日)に鰺ヶ沢漁協荷捌き所・製氷工場(海の駅わんどの斜め向かい)にて開催されます!
ドライブイン 汐風
青森県西津軽郡鰺ヶ沢町大字赤石町字大和田38-1
0173-72-3401
10:00〜18:00
定休日:12月31日、1月1日
データで見るラーメン王国青森
青森県はラーメン店が多い印象ですが、「とどラン」(都道府県別ランキング)のラーメン店舗数のデータからも裏付けることができました。人口に比してラーメン店が多いことが分かります。
青森県の人口10万人あたりラーメン店舗数(2009年)は43.29軒で、都道府県別順位で堂々の第4位。
このランキングでは、1位が山形県(70.40軒)、2位が栃木県(53.99軒)、3位が富山県(43.84軒)でした。ちなみに、店舗数のランキングで見ると、第1位は東京都(3,957軒)、第2位は北海道(2,090軒)、第3位は神奈川県(1,670軒)となります。
人口10万人あたりのラーメン店舗数が多い県は、東日本に偏りがみられ、特に日本海側は顕著に多いことが分かります。
人口10万人あたりのラーメン店舗数(2009年)
順位 | 都道府県 | 店舗数 | 人口10万人あたり | |
---|---|---|---|---|
1 | 山形県 | 830軒 | 70.40軒 | |
2 | 栃木県 | 1,083軒 | 53.99軒 | |
3 | 富山県 | 480軒 | 43.84軒 | |
4 | 青森県 | 597軒 | 43.29軒 | |
5 | 新潟県 | 1,017軒 | 42.77軒 | |
6 | 秋田県 | 460軒 | 41.97軒 |
(以下省略)
データ出典) タウンページ
青森県は、ラーメン店以外に食堂等でもラーメンを食べることができるため、実際には、ラーメン店舗数では測れないほど多くの「ラーメンが食べられるお店」が存在します。データソースのタウンページに掲載されていないお店もきっと多いでしょう。ラーメン王国・青森の潜在能力は測り知れません…。
なお、青森県にお住まいの方なら、すぐに気付くことですが、ラーメン店が多いのは青森県の津軽地方です。青森県のラーメン店を住所別に見ると、青森市(137軒)、弘前市(88軒)、八戸市(86軒)、五所川原市(37軒)、十和田市(30軒)、黒石市(20軒)、三沢市(19軒)、むつ市(17軒)、つがる市(12軒)、藤崎町・鯵ケ沢町(11軒)…という順位で、明らかに津軽地方が多いです。