五所川原・立佞武多(たちねぷた)

立佞武多・五穀豊穣

今日は念願の五所川原立佞武多(たちねぷた)を見ることができました。
これはかなりのインパクトがあります。大型の立佞武多は本当に大きくて、高さが22mもあります。6階建ての高さに匹敵するので、怪獣が現れた!という感じがします。遠くから少しずつ近づいてくるに従って、否応無く興奮してしまいます。重さは17tもあるので、曳き手も大変そうでした。
青森ねぶたと違ってスタート地点から順次やってくる形なので、場所の関係からスグに見ることができずヤキモキしていましたが、実際にやってくると一気に気持ちが盛り上がりました。最初は中型の立佞武多、太鼓、囃子方がやってきて雰囲気を盛り上げていき、そこへ大型の立佞武多が絶大な存在感をもって現れます。
弘前ねぷたの優雅な美しさを持ちながらも、青森ねぶたのような勢いの良さもあります。立佞武多の台座に書いてある「漢雲」の字は「雲漢」と読み、天の川を意味するそうです。(これは弘前ねぷたにもあるけれど、青森のねぶたにはない特徴です。)ここに七夕祭りの影響が残っていると言われます。
ヤテマレ!ヤテマレ!(やっつけてしまえの意味)という勇ましい掛け声とともに、絶大な大きさで競争する五所川原の人々の勢いに圧倒されます。帰りが混雑して大変ですが、是非見物をオススメしたいです。
写真は大型立佞武多の「五穀豊穣」。3年間運行したので今年が最後です。