水道料金の地域間格差

あまり知られていないようですが、水道料金は自治体ごとに料金が異なります。なぜでしょうか?
R25「水道料金が地域によってバラバラなのはなぜ?」によれば

「それは水道事業の運営が国の管轄ではないからです。ほとんどの水道は、各市町村が運営しており、料金も地方議会を経て条例で決められています。地域によって料金の格差が生じるのは、水源や水利用の状況など事情が異なることがおもな理由ですね。たとえば、水源となる水がきれいな地域は簡単な水処理で済みますが、良質でない場合は高度な浄水処理施設が必要になり、費用がかかります。また、水を使う人が少ない地域は、料金収入に対して浄水場などの建設費用や水道管の維持費が割高になるため、水道料金が高くなる傾向があります」(厚生労働省健康局水道課・伊藤さん)
たとえば、家庭で10立方メートルの水を使用した場合の料金を比べると、平成20年の「水道料金表」では最安が山梨県富士河口湖町の335円に対し、最高は群馬県長野原町の3412円。なんと10倍も違うのだ。ちなみに東京は10立方メートルあたり965円で、全国平均の1478円に比べると安い方だ。

「水道料金表」(日本水道協会)が近隣の図書館で見られないので、「生活ガイド.com地域情報ランキング検索」で水道料金ランキングを調べてみました。
【水道料金(月額) 高い順】
1位 熊本県宇城市     12,600円
2位 熊本県天草市     9,502円
3位 兵庫県姫路市     7,300円
4位 兵庫県洲本市     6,972円
5位 佐賀県唐津市     6,610円
6位 北海道名寄市     6,090円
6位 青森県黒石市     6,090円
6位 熊本県上天草市    6,090円
9位 北海道夕張市     6,058円
10位 福島県伊達市     5,985円
・・・
15位 青森県五所川原市   5,600円
21位 青森県つがる市    5,453円
24位 青森県平川市     5,400円 
熊本県自治体がいくつかワースト上位にランクインしていますが、青森県自治体がワースト25のうち4つもランクインしています。財政事情の厳しい黒石市五所川原市つがる市平川市は、いろいろなところで市民生活に影響が出ているようです。
ちなみに、
【水道料金(月額) 安い順】
1位 山梨県笛吹市(芦川町) 840円
2位 静岡県伊豆の国市    882円
3位 兵庫県赤穂市      934円
4位 神奈川県秦野市    1,050円
5位 三重県いなべ市    1,150円
6位 静岡県沼津市     1,210円
7位 山梨県笛吹市境川町)1,260円
7位 山梨県上野原市    1,260円
9位 山梨県富士吉田市   1,295円
10位 山口県岩国市     1,354円
圧倒的に、富士山周辺の自治体がランクイン。富士山の恵みは偉大なのですね。
【計算方法】
口径別20mm、または用途別一般・家事用で、20m3を使用した場合の月額料金。水道料金は、地域によって口径別料金体系と用途別料金体系があり、口径別の場合は口径20mmの料金、用途別の場合は一般・家事用の料金とする。ただし、一部で口径20mmの基本水量が100m3の地域があり、その地域に関しては口径13mmの料金とする。
 
<参考>
http://r25.jp/b/honshi/a/ranking_review_details/id/110000007834

 
ちなみに、国民健康保険の保険料も自治体ごとに異なります。