黒石・ベル・プランタン笹屋

黒石市中心部近くの住宅街に「ベル・プランタン笹屋」という和洋菓子店があります。ベル(belle)は「美しい」、プランタン(printemps)は「春」を意味するフランス語。オーナーシェフの名前「春美」にちなんだ店名だそうです(出典)。
店内に入ると右に和菓子、左に洋菓子という配置になっています。ショーケースには美しいケーキがたくさん並んでいます。
「ベル・プランタン笹屋」を代表するケーキといえば・・・コレ!

「七々子」
津軽塗の技法の一つ「ななこ塗」が見事にお菓子で表現されています。表面には美しい「ななこ塗」。丁寧に漆を・・・ではなく、チョコレート用転写シートを使用しているようです。あやぼんさんがキレイな写真で紹介されています。
中はチョコレートのムースケーキ。チョコレートの豊かな香りも心地良いほろ苦さも楽しむことができます。中心部にはベリーのジャム(ゼリー)が配置され、チョコレートとの相性も抜群。底面は薄いスポンジケーキになっています。見て良し、食べて良し。青森を美味しく表現したケーキですね。お見事。
(参考)

ななこ塗 (画像出典:津軽塗 恵比須屋
 

抹茶ムース(正式名称は忘れてしまいました)
ほろ苦い抹茶ムースの上に、生クリーム、餡子、マロン、キラキラなジュレを配置しています。器も可愛らしかったので、思わず購入してしまいました。抹茶のほろ苦さとムースの滑らかさが絶妙でした。こちらの職人さんはムースが得意なのかな?
入口に段差はなく自動ドアを採用し、バリアフリーにも配慮されています。お菓子のラインナップがかなり充実しているので、行くたびに発見のありそうなお店です。隠れた津軽名物「バナナ最中」(まるごと青森)も取り扱っています。
 

ベル・プランタン笹屋
青森県黒石市吉乃町4
0172-52-5420
9:00〜20:00
火曜休