三九鮨


青森市古川の狭い路地にある「三九鮨(さんきゅうずし) 」は、安くて旨い寿司が食べられるお店。「じつは寿司自慢のまち あおもり」の「ホテルおすすめ寿司店」にも選ばれているお店ですが、外観も店内もお世辞にもキレイとは言えません。いつも仕事帰りのサラリーマンでごった返していて、女性客はほとんど見かけません。「三九鮨」は「サラリーマンのオアシス」なのです。
「すし居酒屋 樽」の隣にあるお店ですが、いつも半分シャッターが閉まっているので、事情を知らない者からすると「休業しているお店」と勘違いしてしまいます。外観からこういう感じなので、「知る人ぞ知る寿司屋」になっています。店内はカウンター席が右手に並び、左手に小上がり席、奥に座敷席があります(カウンター7席、小上がり8席、座敷16席)。

特上寿司(2009年11月、1,800円)
こちらの店の何が凄いって、「特上寿司」でもわずか「1,800円」という安さ! 私が知る限り、最安値の特上寿司です。安いからと言ってネタは決して悪くありません。2009年11月に訪問した時は、ツブ貝がイチオシということで、大きなツブ貝を付けてくれました。

特上寿司(2010年1月、1,800円)
つい最近2010年1月に訪問した時は、旬のホッキ貝がダブルで提供されました。季節に応じて寿司ネタも変わります。寿司は一見小さく見えますが、握りがしっかり目で食べ応えがあります。雰囲気的に居酒屋のようなお店なので、寿司だけ食べて帰るのは難しい感じです。ただし、寿司も刺身も安いので、お酒を多少飲んでも懐を痛めません。

アジの刺身(500円)
カウンターの先に、その日オススメの魚の名前が書かれた札がぶら下がっています。刺身は500円!から作ってくれますが、500円でもボリューム満点で一人では多いくらいです。店主がこだわるネタは、陸奥湾産のツブ貝と白身の魚。季節によっては、あまり聞かない名前の魚も並ぶことがあります(魚の名前は忘れてしまいましたが・・・)。


生ビールもこだわっていて、何と「レーベンブロイ」を飲むことができます。このビール目当てに訪問している私です。
一見入りづらい構えのお店ですが、一度入ってしまえば結構居心地が良いです。店主も優しく話しかけやすい方です。
 

三九鮨
青森市古川1丁目20-11
017-723-1148
17:00〜24:00 (LO23:00)
日・祭休