チリンチリンアイス

青森の夏の風物詩「チリンチリンアイス」を紹介しましょう。
チリンチリンアイス」とは、屋台で売られるアイスシャーベットのことです。リヤカー(屋台)を手押しする時に、鐘をチリンチリンと鳴らすので(実際にはカランカランに近い音)、このように呼ばれます。まるごと青森さん(2005/06/13)に関連記事がありました。お隣の秋田県では「ババヘラ(アイス)」と呼ばれます。「チリンチリンアイス」は遠く長崎県でも有名だそうです。

チリンチリンアイスの屋台。岩木山神社にて。
岩木山神社の参道入口には左右に1軒ずつ、チリンチリンアイスの屋台があります。今回は向かって右側の屋台の方を撮らせて頂きました。物価高騰の時代にあって、1個ナント100円です。箱からシャーベットアイスをすくって盛り付けてくれます。

チリンチリンアイス(100円)。プレーン味、りんご味の2段重ねでした。プレーン味(バニラ味?)は砂糖の甘さを楽しむシンプルな味わい、りんご味はりんごの優しい味わいでした。ふわっとしたシャーベットで、シャリシャリとした食感が面白いです。混じりっ気ナシなので、すぐに溶け始めてしまいます。
興味深いのが、屋台の冷凍技術。氷に塩を入れて温度を下げてシャーベットを冷やしているそうです。電気を使わないエコ技術の一つなんですね。