太助寿司


レベルの高い飲食店がひしめき合う「三内グルメストリート(三内小学校通り)」から、「浜寿司 義兵衛」に続き、寿司屋をもう1軒紹介したいと思います。その名も「太助寿司」。
レベルの高いお店が集まっている地区だけに、こちらのお店も素晴らしいものがあります。暖簾をくぐって店内に入ると、外からは想像できないほど明るく広々とした雰囲気。大将も気さくで明るい感じです。メニューにはすべて価格が表示されているので、安心して食べることができます。
初めての入店なので、「特上寿司」(2,100円)を注文してみました。特上でも2,100円とはなかなかの庶民派です。次に紹介する握り7個、巻物、お味噌汁、フルーツのセットでした。なお、訪問は2008年8月下旬なので、ネタが変わっている可能性があります。

中トロ、数の子、ウニ、ホッキ貝。
太助寿司の握りは、大きすぎず小さすぎず程好い大きさ。ネタを堪能できるようにと、砂糖を入れない酸っぱめのシャリ。実際にはシャリが酸っぱいと感じることはなく、ネタ本来の旨みをしっかり楽しむことができました。
中トロはサシの入った牛肉のような美しさ。旨みのある脂を堪能できました。数の子は彩りも美しく、申し分なし。ウニは甘くてとろけます。青森のウニは旨いです。北の味覚ホッキ貝は隠れた青森の味。ザクザクとした食感とともに旨みを楽しみます。

ホッキ貝(既出)、イクラ、ボタン海老、アワビ、鉄火巻
イクラはさりげなく店の特徴が出ますが、旨みもきちんと引き出された見事なものでした。ボタン海老は舌に広がる甘みが堪りません。アワビはコリコリとしながらも柔らかでした。

追加で頼んだ「原木しいたけ」。
こちらの寿司屋のイチオシは、原木しいたけ(1個150円)、前沢牛にぎり(1個400円)、煮はまぐり寿司(1個500円)とのことですが、予算上の問題から「原木しいたけ」にしました。しっかり炙って提供されるしいたけは、香りがとにかく素晴らしく、遠赤外線が引き出した旨みもバッチリでした。なお、握りは1個から握ってくれますので、この点も安心です。

夏の最後でしたので、デザートはスイカ。瑞々しい甘さが良いですね。
「太助寿司」は気取らない庶民派でありながら、味は本格派です。
 
太助寿司
青森市浪館前田2丁目28-38
017-766-1004
11:30〜14:00
17:00〜22:00
月曜休