弘前・すずめのお宿


弘前市中心部の狭い路地に隠れた小料理店「すずめのお宿」を紹介します。青森の食材も積極的に使って、確かな腕で私たちの舌を楽しませてくれます。
「すずめのお宿」といえば「日本昔ばなし」の「舌切り雀」。

日本昔ばなしクイズダービー→8時ダヨ全員集合。昔の土曜の夜を思い出します。あの頃のテレビは明らかに面白かったですね。閑話休題
お昼の献立より「会席 都」(4,200円)を注文してみました。


(左)小鉢・ツブ貝の和え物、(右)中丼・白身魚の南蛮漬け
一つ一つ丁寧に作られています。料理への期待が高まる品々です。

お椀としてウニを使った茶碗蒸しが登場。上品な味わいのお出汁をしみじみと味わいます。

ハタのお吸い物。ハタは地域によってクエ、アラと呼ばれる魚で、冬に美味しいと言われています。脂の載った身のお出汁を頂きます。

お造りとして、下北産メジマグロ、サヨリのコブ締め、ヒラメ。見た目の美しさだけでなく、実際かなり美味しいお造りです。

焼き物・ヤナギガレイの一夜干し。カリッと焼き上げられていて、皮まで美味しく頂きます。

焼き物・カキの紅葉焼き。ウニを使ったと思われるオレンジ色のソースを載せて焼き上げてあります。プリプリなカキの旨さが抜群で、少し洋風テイストな味わいが興味深い一品でした。

油物と煮付けが合体したような一品ですが、深浦産アンコウの肝の揚げ出しに、白カブの煮付けを添えたもの。アンコウの肝の揚げ出しは、表面はカリッ中はトロリとして、何とも上品な美味しさです。揚げ出しのお出汁も素晴らしいです。

酢の物・下北産メカブ。ツルツルと爽やかに頂きます。

雑炊・カニの雑炊。お上品なカニのお出汁で頂く雑炊は、優しい味わいとジワリと来る旨みで言葉を失います。

デザート・黒糖のシャーベット。爽やかな味わいとともに、夢のようなひと時も終わりを告げます。
素晴らしい料理の数々でもてなして頂けます。ワンランク上の青森旅行をお考えの方に、是非コースに組み込んで頂きたいお店です。
 

すずめのお宿
0172-35-8584
青森県弘前市桶屋町55-4
12:00〜14:00
17:00〜21:00
日曜休