弘前・BRASSERIE TEISYAKUMON POO プラッセリー テイシャクモン プー

新しい飲食店が次々誕生している弘前市早稲田地区(第5城東地区)。弘前で最も熱いこの地区にあるカフェ風の中華料理店「BRASSERIE TEISYAKUMON POO(プラッセリー テイシャクモン プー)」を訪問してきました。人気の中華料理店「鄭錫門(ていしゃくもん)」の隣にある姉妹店です。大変な人気店なので、時間に十分な余裕を持って出かけた方が良いと思います。

大きなガラス窓に囲まれて透明感のある明るい店内。暖かい季節には扉を開放してオープンスペースにもなります。オシャレなガラス製のテーブルは都会的な雰囲気も漂わせます。
11時から14時30分まで注文可能な「特製ランチ」(980円)を注文しました。980円とは思えない内容の充実っぷりに感動です。

桃を使った冷製スープが最初にやってきました。優しい甘さが口いっぱいに広がります。スープ表面に描かれた模様も可愛いらしくて、料理への期待感が高まります。

トレイに並ぶ料理の数々。彩りの美しさだけでなく、様々な風味と味わいを少しずついろいろ楽しむことができます。「ちょっとずつ、いろいろ」というパターンは、絶対に女性に受けるパターンです。

地鶏のオーブン焼きと彩り野菜の冷製
味付けされた地鶏はオーブンでこんがり焼かれています。ニンジンやパプリカの赤が地鶏を引き立てます。料理の美味しさだけでなく、色彩の美しさが楽しいですね。

グリーン野菜のサラダと特製金ゴマソース(手前)、杏仁豆腐(奥)
一際目を引く美しいグリーン野菜のサラダ。金ゴマの甘みあるドレッシングでペロッと食べてしまいます。野菜たっぷりで「ヘルシー」なところも女性に好評でしょう。後ろに控えた「杏仁豆腐」も滑らかで美味しいです。

完熟トマトのブルスケッタ(手前)、生ハムのライスサラダ(奥)
完熟トマトに玉ねぎなどを混ぜたソースで頂くブルスケッタ。ソースにいろいろ秘密があるようで美味しいです。個人的にとても気に入ったのが「生ハムのライスサラダ」。イメージ的には「生ハムを巻いた手まり寿司」に「てりやきソース」をかけたもの。生ハムの上品な美味しさとご飯の酸味がよく合います。ここに散らすようにかけられた甘いてりやき風ソースが絶妙なアクセントで、完全に脱帽です。見た目の面白さだけでなく、実際にかなり美味しい点はポイント高すぎです。

ユーリンティ(左)、マリネ(右)
鶏の唐揚げを甘辛いソースで揚げ茄子と絡めたユーリンティ。カリッとした食感とジュワッと来る鶏の旨みを楽しみます。揚げ茄子の自然な甘みも印象的でした。箸休め的なマリネもいいアクセントです。

エビのトマトチリソース
個性的なカーブを描く食器で頂くエビチリは、酸味が程好く効いてエビの旨みたっぷり。玉ねぎの甘みとソースの酸味の相性も良いです。エビ料理はマヨネーズソースを選ぶこともできましたが、今回はチリソースを選んでみました。

海鮮粥
すっきりとしながらも味わい深いスープで作られた中華粥。トロトロに煮込まれたお粥に、ホッと落ち着きます。贅沢にあしらわれたウニ、イクラ、エビは美味しさも彩りも満点。宝石箱を眺めるような高級感と満足度が味わえてしまう見事な逸品です。「梅チャーハン」との選択メニューでしたが、「梅チャーハン」も美しくて美味しそうでした。

冷たいウーロン茶
暖かい日だったので、セットのドリンクには冷たいウーロン茶を選びました。ガラスのテーブルにガラスのグラスは良く似合います。明るい光が差し込んで、ウーロン茶がキラキラ輝きます。
中華料理をカフェ風にアレンジして、美味しくオシャレな料理の数々。「ちょっとずつ、いろいろ、ヘルシー」の女性が大好きな3拍子が揃っています。店内の明るい雰囲気に、思わずおしゃべりも弾むことでしょう。良心的な価格設定も素晴らしく、一度は訪れておきたいお店だと思います。
弘前は素敵なお店が多くて羨ましい〜〜〜☆
 

BRASSERIE TEISYAKUMON POO
ラッセリー テイシャクモン プー
青森県弘前市早稲田1-13
0172-29-1305