諏訪神社宵宮・お祭りグルメの祭典



青森市内最大級の宵宮が行われる諏訪神社に出かけてきました。堤川のほとりにある諏訪神社は、イルカが参拝したという伝説が残るほど、海とのつながりが深い神社です。
今年の青森の夏はジメジメと雨が降り、イマイチ夏らしさに欠けていますが、宵宮に来れば「夏」を少しだけ感じることができます。
堤川に沿って屋台がズラリと並び、多種多様なお祭りグルメを楽しむことができます。見るもの見るもの魅力的で目移りします。

川村の焼きそば



青森焼きそばフリークの間で知らないものはいない「川村のやきそば」。お花見や宵宮などでしか買うことができないプレミア系焼きそばです。今回は「川村の焼きそば」を狙って諏訪神社に来ましたが、見事ゲットできました!
のれんに隠れて店主の顔は見えませんが、野菜とそばを炒める様子は何とも魅力的。大きな鉄板の上でジュワジュワと湯気を立て、ソースの香ばしい匂いを辺りに漂わせているので、自然にお客さんの行列も長くなります。

川村の焼きそば(300円)
「今年も値上げしません」の300円。具はキャベツ、ニンジン、タマネギのみ。もっちりとした極太麺は野菜の旨みとソースの酸味を絡め取っています。ラードを使うことで、テカテカした魅力的な麺に変身するだけでなく、麺のほぐれも喉越しも俄然良くなります。さすが幻の焼きそば、ここにあり。

ぼうまき


今回初めて見たのが、「ぼうまき」なる食べ物。1本200円。お好み焼きを割り箸に巻き付けたような一品です。生地はもっちりとして甘め。ベーコン、干しエビ、青海苔などの風味を閉じ込めて、なかなかの美味しさ。聞けば昔はもっと質素な一品だったそうです。

あめせんべい



青森の宵宮で欠かせないのが、「あめせんべい」。多くの店で「ごませんべい」と「ぽんせんべい」を用意しています。美しい写真でファンの多い「ごまぽん(gomaponne)」さんに昔、「ごませんべい」の「ごま」と「ぽんせんべい」の「ぽん」から名前を付けたんですかと満を持して尋ねたところ、あっさり「違います」と言われたのはいい思い出です(爆)
(gomaponneさん、突然名前を出してスミマセンm(_ _)m)
諏訪神社の宵宮が終わると、まもなく「ねぶた」の季節がやって来ます。